【解説】人体の構造と機能及び疾病の成り立ち COPDの病態

2月 9, 2019

こんにちは!





ちわもちと申します!





COPD(慢性閉塞性肺疾患)の病態と栄養管理に関する問題です。
早速、問題を解いていきます。





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問題


COPD(慢性閉塞性肺疾患)の病態と栄養管理に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

(1)体重減少のある患者は、予後が悪い
(2)安静時エネルギー消費量は、亢進している
(3)分割食を進める
(4)低たんぱく質食を勧める
(5)高脂肪食を勧める





COPDの基本的な問題です。





解答

(1)・・・○
(2)・・・○
(3)・・・○
(4)・・・×
(5)・・・○





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解説


(1)体重減少のある患者は、予後が悪い





COPDでは、肺の膨張で横隔膜が下がり
胃が圧迫され、食事量が低下します。





さらに、呼吸のために消費するエネルギーも多くなり
体重減少が見られます。





体重減少のみられる患者さんは、予後が悪いです。





ということで(1)は正しい。






(2)安静時エネルギー消費量は、亢進している





COPDは、気道が狭くなり呼吸がしづらいため
呼吸数が増加する。





呼吸数が増加した結果、安静時のエネルギー消費量は増加する。





ということで(2)は正しい。






(3)分割食を進める





COPDでは、食事量が減少するがエネルギー消費量は増加する。





エネルギーを確保するために、何回かに食事を分けて食べることで
体重が減少するのを防ぎます。





ということで(3)は正しい。






(4)低たんぱく質食を勧める





COPDでは、エネルギー消費が亢進するため
エネルギーの確保に努めなければいけません。





低たんぱく質食では十分なエネルギーを確保できないです。





ということで(4)は間違い。






(5)高脂肪食を勧める





高脂質食にする理由は
エネルギーの確保ではなく、呼吸商が低いからです。





COPDでは、二酸化炭素が吐き出しづらくなっているため
呼吸商が低い脂質からエネルギーを得るようにします。





ということで(5)は正しい。





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おわりに


(5)の呼吸商は難しかったかもしれませんが
(4)が明らかに間違いなので見極められると良いです。





それでは~