【解説】基礎栄養学 遺伝子多型と倹約遺伝子

こんにちは!





ちわもちと申します!





遺伝子多型と倹約遺伝子に関する問題です。
早速、問題を解いていきます。





スポンサーリンク







問題


遺伝子多型と倹約(節約)遺伝子に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

(1)フェニルケトン尿症は、遺伝子多型によって発症する
(2)遺伝子多型の出現頻度には、人種差は存在しない
(3)倹約(節約)遺伝子とは、体脂肪の蓄積しやすい体質を生む遺伝子である
(4)倹約(節約)遺伝子仮設を唱えたのは、リネン(Lynen F)である
(5)脱共役たんぱく質(UCP)遺伝子は、倹約(節約)遺伝子の候補である





遺伝子多型と倹約遺伝子に関しては
ザックリ覚えておけば良いです。





解答

(1)・・・×
(2)・・・×
(3)・・・
(4)・・・×
(5)・・・





スポンサーリンク






解説


(1)フェニルケトン尿症は、遺伝子多型によって発症する





先天性代謝異常のフェニルケトン尿症
単一遺伝子疾患です。





遺伝子多型によって発症する疾患ではないです。





ちなみに
がん肥満などの発症の要因に
遺伝子多型が関わっていることが明らかになっています。





ということで(1)は間違い。






(2)遺伝子多型の出現頻度には、人種差は存在しない





遺伝子多型の出現頻度には、人種差があります。





例えば
日本人はお酒に弱い人が多いですが
遺伝子多型によって
アルコール代謝に関わる酵素が
低下もしくは欠損している人が多いためです。





ということで(2)は間違い。






(3)倹約(節約)遺伝子とは、体脂肪の蓄積しやすい体質を生む遺伝子である





倹約遺伝子とは
エネルギーを蓄えやすくエネルギーの消費抑える遺伝子です。





簡単に言うと
倹約遺伝子があると
太りやすくて痩せにくい身体ということです。





食べ物が少ない時代にはありがたい遺伝子ですが
食べ物が溢れている現代には、、





自分が「太りやすくて痩せにくいなあ」と感じているのなら
もしかして倹約遺伝子があるのかもしれないですね。





ということで(3)は正しい。






(4)倹約(節約)遺伝子仮設を唱えたのは、リネン(Lynen F)である





倹約遺伝子仮説を唱えたのは
米国の学者のニール(Neel JV)です。





リネンに関しては、覚えなくていいです。





ということで(4)は間違い。






(5)脱共役たんぱく質(UCP)遺伝子は、倹約(節約)遺伝子の候補である





脱共役たんぱく質は、倹約遺伝子の候補です。





脱共役たんぱく質は
エネルギー産生を熱産生へ変えてしまう働きがあります。
エネルギー消費を抑えているので
倹約遺伝子の候補なのだと思います。





脱共役たんぱく質の働きについてはこちら





ということで(5)は正しい。





スポンサーリンク






おわりに


遺伝子多型と倹約遺伝子については
突き詰めると難しくなるので
広く浅く理解しておけば大丈夫です。





この問題の内容くらいは、頭に入れておきましょう。





それでは~