【解説】人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 血液の酸素運搬

こんにちは!





ちわもちと申します!





血液の酸素運搬に関する問題です。
早速、問題を解いていきます。





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問題


血液の酸素運搬に関する記述である。正しいのはどれか。

(1)体内では、血液100mLは、約100mLの酸素を保持できる
(2)血液のphが低下すると、ヘモグロビンの酸素飽和度は低下する
(3)血液の二酸化炭素分圧が低下すると、ヘモグロビンの酸素親和性は低下する
(4)体温が上昇すると、ヘモグロビンの酸素親和性は上昇する
(5)胎児ヘモグロビンは、成人ヘモグロビンよりも酸素親和性が低い





血液の問題の中でも、酸素運搬に絞った細かい問題だと思います。





解答

(1)・・・×
(2)・・・
(3)・・・×
(4)・・・×
(5)・・・×





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解説


(1)体内では、血液100mLは、約100mLの酸素を保持できる





血液100mLは、約20mL程度の酸素しか保持できません。





血液が100mLだからと言って
100mLの酸素を保持できるわけではないんですね。





ということで(1)は間違い。






(2)血液のphが低下すると、ヘモグロビンの酸素飽和度は低下する





血液のphが低下する。





考えられる要因の1つに
二酸化炭素分圧の上昇があります。





二酸化炭素は、水に溶けると酸性を示すので。





血中の二酸化炭素が増えると、酸素は減り
ヘモグロビンの酸素飽和度は低下します。





ということで(2)は正しい。






(3)血液の二酸化炭素分圧が低下すると、ヘモグロビンの酸素親和性は低下する





二酸化炭素分圧が低下すると
ヘモグロビンの酸素親和性は増加します。





(2)の真逆の文章ですね。





ということで(3)は間違い。






(4)体温が上昇すると、ヘモグロビンの酸素親和性は上昇する





体温の上昇と、ヘモグロビンの酸素親和性についてです。





結論から言うと
ヘモグロビンの酸素親和性は低下します。





二酸化炭素が増えると地球温暖化するって言いますよね?
今回の場合、体温上昇も同じと考えましょう。





体内の二酸化炭素が増えたから、体温が上昇した。
二酸化炭素が増えたということは
へモグロビンの酸素飽和度は低下します。





ということで(4)は間違い。






(5)胎児ヘモグロビンは、成人ヘモグロビンよりも酸素親和性が低い





胎児ヘモグロビンの方が
成人ヘモグロビンよりも酸素親和性が高いです。





胎児のヘモグロビンの酸素親和性が高いため
母親の酸素分圧が低くても
十分な酸素を受け取ることができています。





ということで(5)は間違い。





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おわりに


細かい内容でしたが
考え方をつかめば、解けない問題ではなかったハズです。





それでは~