【解説】人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 咀嚼・嚥下

2月 10, 2019

こんにちは!





ちわもちと申します!





咀嚼・嚥下に関する問題です。
早速、問題を解いていきます。





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問題


咀嚼・嚥下に関する器官の構造・機能に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

(1)口峡は、歯列よりも口唇側の領域である
(2)耳下腺は、咽頭に開口する
(3)喉頭蓋は、嚥下時に気管を閉鎖する
(4)舌咽神経は、下の運動を支配する
(5)側頭筋は、咀嚼筋の1つである





顔の神経や、筋肉についての知識が問われています。
ややこしいところなので頑張って覚えたいところですね。





解答

(1)・・・×
(2)・・・×
(3)・・・○
(4)・・・×
(5)・・・○





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解説


(1)口峡は、歯列よりも口唇側の領域である





口峡とは、口腔と咽頭の境界領域で、軟口蓋と舌根の間の空間を言います。

ベロの根元あたりの空間ですね。





ということで(1)は間違い。





ちなみに
口峡なんてめったに出ないので、なんとなく覚えておけば大丈夫だと思います。






(2)耳下腺は、咽頭に開口する


唾液腺には
耳下腺
顎下腺
舌下腺
の3種類あります。

耳下腺は、頬粘膜に開口し、漿液性(サラサラした液)の唾液を分泌します。
咽頭には開口しませんね。





その名の通り、耳下腺は耳の下あたりの頬から下方へ続く唾液腺
顎下腺は、口底の皮下(顎辺り)に
舌下腺は、口底の粘膜下(ベロの下)に存在します。
どれもその名前の通りの場所にあるので、覚えやすいかと。





ということで(2)は間違い。






(3)喉頭蓋は、嚥下時に気管を閉鎖する





嚥下の咽頭期に、喉頭蓋が喉頭口(気管上部)を塞ぎます。
また、軟口蓋は上がって鼻腔との交通を遮断するため
食べ物が食堂へと運ばれます。



喉頭蓋が無かったら、誤嚥しまくりで大変なことになるので
喉頭蓋に感謝ですね。





とういことで(3)は正しい。






(4)舌咽神経は、下の運動を支配する





舌の運動についてですね。
舌の運動はよく出る問題なので
しっかりと覚えておいた方が良いと思います。





舌に関係している神経は主に
舌下神経
舌咽神経
顔面神経
の3つです。





この3つの中で
舌の運動を支配しているのが、舌下神経です。


そして、舌咽神経と顔面神経は、どちらも味覚に関わっています。

舌の後部1/3の味覚を、舌咽神経
舌の前部2/3の味覚を、顔面神経が支配しています。





舌咽神経は、咽頭の咽が入っているから
咽頭に近い後部1/3の味覚と覚えましょう。





ということで(4)は間違い。






(5)側頭筋は、咀嚼筋の1つである





咀嚼を担う筋肉は
・咬筋
・側頭筋
・外側翼突筋
・内側翼突筋
の4つあります。

全部覚える必要はありませんが、側頭筋は咀嚼の筋肉
ということくらいは覚えておいた方が良いと思います。





ということで(5)は正しい。





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おわりに


喉頭蓋や、舌に関係する神経は良く問われるので
しっかり覚えておくと良いと思います。





それでは~