【解説】人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 肝臓の機能と形態

2月 10, 2019

こんにちは





ちわもちと申します!





肝臓の機能と形態に関する問題です。
早速、問題を解いていきます。





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問題


肝臓の機能と形態についての記述である。正しいのはどれか。

(1)肝細胞に酸素を送っているのは、固有肝動脈である
(2)門脈は小腸で吸収したトリアシルグリセロールを直接肝臓に送っている
(3)肝臓の右葉は左葉より小さい
(4)胆汁は、脂肪分解酵素のリパーゼを含んでいる
(5)肝臓は横隔膜直下の左上腹部にある





肝臓についての問題ですね。
頻出なので、分かるようになっておくと良いと思います。





解答

(1)・・・○
(2)・・・×
(3)・・・×
(4)・・・×
(5)・・・×





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解説


(1)肝細胞に酸素を送っているのは、固有肝動脈である





肝臓に動脈血(酸素)を送っているのは、固有肝動脈

静脈血(栄養)を送っているのは、門脈です。





門脈についてはよくご存じかと思うので、固有肝動脈も覚えておきましょ。

知っていれば簡単な問題です。





ということで(1)は正しい。






(2)門脈は小腸で吸収したトリアシルグリセロールを直接肝臓に送っている





脂質の肝臓までの経路としては
リンパ管を経由するか、直接肝臓に運ばれるかの2つあります。





ほぼ全てがリンパ管を経由するが
中鎖脂肪酸、短鎖脂肪酸は直接肝臓に運ばれます。





問題では、中鎖脂肪酸が問われることが多いので
直接肝臓に運ばれると言えば、中鎖脂肪酸という認識で大丈夫です。

肝心のトリアシルグリセロールは
長鎖脂肪酸なのでリンパ管を経由します。





ということで(2)は間違い。






(3)肝臓の右葉は左葉より小さい


肝臓のイラスト

肝臓は、この向きで存在しています。
人間の体から見て、大きい方が右にある(図の右手側)ので右葉
小さいほうが左にある(図の左手側)ので左葉です。





意外と肝臓の向きが分からなくなることが多いので
右利きが多いから、右葉が大きい
みたいな感じで覚えておくと良いかな。





ということで(3)は間違い。






(4)胆汁は、脂肪分解酵素のリパーゼを含んでいる





胆汁は、消化酵素を一切含んでいません
消化を助けてくれるだけです。

大げさに言うと、胆汁が無くても胃液や膵液で消化は出来ます。
しにくくはなりますが。





ということで(4)は間違い。





ちなみに
胆汁が消化酵素を含んでいるかどうかは
良く問われるので、しっかり覚えておくと良いと思います。






(5)肝臓は横隔膜直下の左上腹部にある





(3)の図でもわかるかと思いますが
肝臓は、右寄りにあります。

正確には、横隔膜直下の右上腹部にあります。





ということで(5)は間違い。





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おわりに


肝臓に関しては、機能も大切ですが
不意に形や位置なども問われることがあるので
幅広く知っておく必要があるかと思います。

肝臓は役割が大きい臓器なので、色々な分野や科目で出題されます。
肝臓の知識を磨き、なんでも答えられるようになれば
大きな得点源ですので、頑張りどころかと思います。





それでは~