【解説】人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 循環器系の構造と機能

2月 10, 2019

こんにちは!





ちわもちと申します!





循環器系の構造と機能に関する問題です。
早速、問題を解いていきます。





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問題


循環機系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)リンパ液は、鎖骨下動脈に流入する
(2)洞房結節は、左心房に存在する
(3)門脈を流れる血液は、静脈血である
(4)心拍出量は、右心室よりも左心室の方が多い
(5)末梢の血管が収縮すると、血圧は低下する





循環器の問題は、必ず出ます。
この問題は、基本なのでスラスラ解けるようになると良いかと思います。





解答

(1)・・・×
(2)・・・×
(3)・・・○
(4)・・・×
(5)・・・×





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解説


(1)リンパ液は、鎖骨下動脈に流入する





リンパ液は、鎖骨下静脈に流入します。

動脈ではなく、静脈です。





ということで(1)は間違い。






(2)洞房結節は、左心房に存在する





動房結節とは、刺激伝送系の1種でペースメーカーの役割をしています。





心臓は、外からの刺激がなくとも一定のリズムで動いていますよね。
この仕組みを統括しているのが、刺激伝導系です。





刺激伝導系の流れは

動房結節(右心房上部)
 ↓
同室結節
 ↓
ヒス束
 ↓
右脚・左脚
 ↓
プルキンエ線維

となっています。

まず、右心房上部にある動房結節で興奮が生じ
刺激伝導系を介して心臓全体へ伝わり、心臓が拍動します。

つまり、刺激伝導系の始まりである動房結節の興奮の頻度
心拍数を決定しているということです。
(ペースメーカー)





ペースメーカーの始まり(動房結節)は右上(右心房上部)。

と覚えましょ。





ということで(2)は間違い。





ちなみに
刺激伝導系は、ちゃんと覚える必要はないと思います。
問題に出やすいのは動房結節くらいかな。
刺激伝導系という言葉さえ覚えておけば良いかと。






(3)門脈を流れる血液は、静脈血である





↑こちらの肝臓の記事でも書きました。





門脈には、肝臓に届ける静脈血が流れています。
動脈血が流れているのは、固有肝動脈です。





ということで(3)は正しい。






(4)心拍出量は、右心室よりも左心室の方が多い





これは地味に引っかかりそうなやつですね。

血液は、左心室から全身へ送り出されます。
心筋も左心室の方が厚いので
心拍出量も多いのかと思ってしまいます。





ですが、結論を言うと
左心室も右心室も、心拍出量は同じです。





心拍出量とは、1分間に心臓から拍出される血液量のことであり
左心室、右心室どちらも約5L/分です。
(成人の安静時)





左心室だろうが右心室だろうが
心臓からでる血液ということで、量は変わらないんですね。





ということで(4)は間違い。






(5)末梢の血管が収縮すると、血圧は低下する





末梢血管が収縮する。
つまり、血管が細くなる。
ということは、血管抵抗は増加する。

末梢血管抵抗があがると、血圧は増加します。





ということで(5)は間違い。





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おわりに


循環器のなかでも、心臓のところは難しいと思います。
ペースメーカーなどの比較的覚えやすいところは
確実に解けるようになると良いかと思います。

(5)なんて、絶対間違ってはいけないようなサービス問題ですので。
でたらラッキーと思えるくらいになると良いかと。





それでは~