【解説】人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 血圧調節

2月 10, 2019

こんにちは!





ちわもちと申します!





血圧の調節に関する問題です。
早速、問題を解いていきます。





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問題


血圧調節に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)血圧の上昇により圧受容体が刺激されると、心拍数は低下する
(2)動脈血圧は、心拍出量と末梢血管抵抗の和であらわされる
(3)血液粘性が高いと、血圧は低下する
(4)副交感神経刺激で、心拍出量は増加する
(5)心臓への流入血液量が増えると、心収縮力は低下する





血圧に関する問題はよく出るので、対策を万全にしておくと良いと思います。





解答

(1)・・・○
(2)・・・×
(3)・・・×
(4)・・・×
(5)・・・×





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解説


(1)血圧の上昇により圧受容体が刺激されると、心拍数は低下する





負のフィードバックというやつです。

血圧の上昇によって
頸動脈洞や大動脈弓の動脈壁にある圧受容体が刺激されると
その情報が脳へ送られ、脳は血圧を下げようと
交感神経の働きを弱め副交感神経の働きを強め心拍数を低下させます。





ちなみに、圧受容体のある位置は別に覚えてなくても大丈夫です。

血圧が上昇
  ↓
脳が交感神経の働きを弱め、副交感神経の働きを強める
  ↓
心拍数低下、血圧低下

という流れを抑えておけば問題ないです。





ということで(1)は正しい。






(2)動脈血圧は、心拍出量と末梢血管抵抗の和であらわされる





動脈血圧は、心臓から送り出される血液量である心拍出量
細い動脈の収縮具合を示す末梢血管抵抗であらわされます。





和(足し算)ではなく、積(かけ算)です。





ということで(2)は間違い。






(3)血液粘性が高いと、血圧は低下する





↑の記事でも書きました。





血液粘性が高い(血液ドロドロ)と、血圧は増加します。





ということで(3)は間違い。






(4)副交感神経刺激で、心拍出量は増加する





(1)でもチラッと書きましたが
副交感神経には、心拍出量を低下させ、血圧を下げる効果があります。

身体をリラックスさせてくれる効果があるので。





副交感神経については↑の記事もどうぞ





ということで(4)は間違い。






(5)心臓への流入血液量が増えると、心収縮力は低下する





心筋は、引き伸ばされると収縮力が強くなる性質を持っています。
心臓へ入る血液量が増えると、心臓は膨らんで心筋が引き伸ばされるため
収縮力は増加し、心拍出量も増えます。

この仕組みがあるから
心臓に戻った血液量に応じて血液を送り出すことができます。





ということで(5)は間違い。





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おわりに


血圧調節には、神経やホルモンや心臓など
あらゆる影響を受けるので
満遍なく勉強する必要がありそうです。





それでは~