【解説】人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 腎・尿路系の構造と機能

2月 10, 2019

こんにちは!





ちわもちと申します!





腎・尿路系の構造と機能に関する問題です。
早速、問題を解いていきます。





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問題


腎・尿路系の構造と機能に関する記述のである。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)赤血球は、糸球体でろ過される
(2)IgGは、糸球体基底膜を貫通する
(3)原尿の10%が、尿として体外へ排泄される
(4)糸球体を流れる血液は、動脈血である
(5)尿の比重は、1.000未満である





腎臓の問題は小難しいものが多いイメージですが
やればやる程、簡単に思えてくるところなので
どんどん問題に触れると良いと思います。





解答

(1)・・・×
(2)・・・×
(3)・・・×
(4)・・・○
(5)・・・×





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解説


(1)赤血球は、糸球体でろ過される





赤血球などの細胞成分は、糸球体でろ過されません

糸球体でろ過されるのは
クレアチニンやアンモニアから変換される尿素などの代謝物です。





そもそも、身体に必要のない成分を体外へ排泄するため
血液から有害成分を分ける「ろ過」が糸球体で行われます。





赤血球は身体の細胞に酸素を運んでくれる、とても良いヤツなので
ろ過して体外に排泄するはずがないです。





腎炎などによって、糸球体でのろ過機能が低下すると
赤血球やたんぱく質が尿へ出てしまい
血尿やタンパク尿として現れます。





ということで(1)は間違い。






(2)IgGは、糸球体基底膜を貫通する





IgGは、糸球体基底膜を通過しません。





IgGは、胎盤を通過できます。





IgGが胎盤を通過できるということは
ほぼ必ず問われるので、覚えておいた方が良いと思います。





ということで(2)は間違い。






(3)原尿の10%が、尿として体外へ排泄される





原尿のうち、約1%が尿として体外へ排泄されます。





糸球体でろ過される血漿量(原尿)は、1日あたり約140~180Lで
そのうちの約1%である800~1500mLが尿として排泄される。





ということで(3)は間違い。






(4)糸球体を流れる血液は、動脈血である





糸球体には動脈血が流れ、ろ過しています。





ということで(4)は正しい。





ちなみに
糸球体に流れる血液が動脈血ということは
頭の片隅においておけば良いと思います。






(5)尿の比重は、1.000未満である





尿の比重は、だいたい1.010~1.030くらいです。





1.000未満は明らかに低値と判断できます。





ということで(5)は間違い。





尿比重も頭の片隅に置いておく程度で大丈夫だと思います。





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おわりに


(1)(2)(3)は必須ですので
絶対に知っておくべき内容だと思います。

(4)(5)は余裕があれば覚えておくと良いと思います。





それでは~