【解説】人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 腎臓に作用する生理活性物質

2月 10, 2019

こんにちは!





ちわもちと申します!





腎臓に作用する生理活性物質に関する問題です。
早速、問題を解いていきます。





スポンサーリンク







問題


腎臓に作用する生理活性物質に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)カルシトニンは、カルシウムの再吸収を促進する。
(2)アルドステロンは、カリウムの再吸収を促進する。
(3)副甲状腺ホルモン(PTH)は、リンの再吸収を抑制する。
(4)バソプレシンは、水の再吸収を抑制する。
(5)活性型ビタミンDは、カルシウムの再吸収を抑制する。





すべて試験において重要なホルモンなので
もれなく覚えたほうが良いと思います。





解答

(1)・・・×
(2)・・・×
(3)・・・○
(4)・・・×
(5)・・・×





スポンサーリンク






解説


(1)カルシトニンは、カルシウムの再吸収を促進する。





カルシトニンパラトルモン(副甲状腺ホルモン)
対になる働きをしているので、セットで覚えると良いです。





カルシトニン
血中のカルシウム濃度が上昇したときに分泌が増加し
腎臓で尿中カルシウム排泄を促進します。
その結果、血中カルシウム濃度を低下させます。





パラトルモン(副甲状腺ホルモン)
血中のカルシウム濃度が低下した時に
骨に蓄えられたカルシウムを血中に分解(骨吸収)したり
腎臓でのカルシウム再吸収を促進し
結果的に、血中のカルシウム濃度を上昇させます。





大切なのは、血中カルシウム濃度がどう変わるかです。
カルシトニンは、血中カルシウム濃度低下
パラトルモンは、血中カルシウム濃度上昇です。





骨からカルシウムを吸収する骨吸収
骨吸収はパラトルモンと覚えよ。





ということで(1)は間違い。






(2)アルドステロンは、カリウムの再吸収を促進する。





↑の記事でも書きましたので参考に。





アルドステロンは、血圧を上げる働きがあります。

カリウムは、血圧を下げる働きがあります。





アルドステロンは血圧を上昇する働きがあるのに
血圧を下げる働きがあるカリウムを再吸収するのは矛盾しています。





ということで(2)は間違い。






(3)副甲状腺ホルモン(PTH)は、リンの再吸収を抑制する。





(1)でも書きましたが
副甲状腺ホルモン(パラトルモン)は
血中のカルシウム濃度を上昇させます。





逆に血中リン濃度は低下させます。

なのでリンの再吸収は抑制されます。





カルシウムとリンの流れは対になっている
と覚えておいて良いと思います。





ということで(3)は正しい。






(4)バソプレシンは、水の再吸収を抑制する。





↑の記事でも書きましたので参考までに。





バソプレシンは、水の再吸収を促進します。





ということで(4)は間違い。






(5)活性型ビタミンDは、カルシウムの再吸収を抑制する。





活性型ビタミンDは
腸と腎臓において、カルシウムの再吸収を促進します。





ということで(5)は間違い。





スポンサーリンク






おわりに


この問題のホルモンは全部覚えておくと良いです。
覚えておくべきです。

サクッと答えられるようになると良いです。





それでは~