【解説】人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 内分泌疾患

2月 10, 2019

こんにちは!





ちわもちと申します!





内分泌疾患に関する問題です。
早速、問題を解いていきます。





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問題


内分泌疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)クッシング症候群では、テタニーを起こす
(2)原発性アルドステロン症では、高カリウム血症を起こす
(3)褐色細胞腫では、高血圧を起こす
(4)甲状腺機能低下症では、眼球突出を起こす
(5)抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)では、高ナトリウム血症を起こす





内分泌疾患は頻出なので
~症をきちんと区別して覚えておくと良いと思います。





解答

(1)・・・×
(2)・・・×
(3)・・・○
(4)・・・×
(5)・・・×





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解説


(1)クッシング症候群では、テタニーを起こす

 

クッシング症候群とは
コルチゾールの過剰によって発症します。





主な症状は
満月様顔貌
中心性肥満
・高血圧
・水牛様肩
・浮腫
・赤色皮膚線条

などで、テタニーは起こりません。





テタニーは、副甲状腺機能低下症などによる
低カルシウム血症で見られます。





クッシング症候群の症状の中で
満月様顔貌中心性肥満はよく問われるので
絶対に覚えておくと良いです。





クッシング症候群と言えば、満月様顔貌と中心性肥満。
テタニーと言えば、低カルシウム血症です。





ということで(1)は間違い。






(2)原発性アルドステロン症では、高カリウム血症を起こす





↑の記事でも書きましたので参考に。





アルドステロンは、血圧を上げる働きがあります。
カリウムには、血圧を下げる効果があるので
カリウムが増加してしまったら矛盾してしまいます。





ということで(2)は間違い。






(3)褐色細胞腫では、高血圧を起こす





褐色細胞腫では、カテコールアミンの増加が起こります。





カテコールアミンの増加により

  • 高血圧
  • 代謝亢進(頻脈、痩せ)
  • 高血糖
  • 頭痛
  • 発汗

といった症状が現れます。





ということで(3)は正しい。






(4)甲状腺機能低下症では、眼球突出を起こす





甲状腺機能低下症では、代謝が低下します。

  • 徐脈
  • 発汗抑制
  • 筋力低下
  • 寒がり

などの症状がでます。





眼球突出は、代謝が亢進し、痩せがみられる甲状腺機能亢進症で見られます。





ということで(4)は間違い。






(5)抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)では、高ナトリウム血症を起こす





抗利尿ホルモン不適合症候群(SIADH)では
抗利尿ホルモン(バソプレシン)の不適切な分泌によって
水の再吸収が異常に促進されます。





その結果
体内に水分が貯留し、血液が希釈されて低ナトリウム血症や
低浸透圧血症などを引き起こします。





ということで(5)は間違い。





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おわりに


  • クッシング症候群
  • 原発性アルドステロン症
  • 褐色細胞腫
  • 甲状腺機能亢進症
  • 甲状腺機能低下症

このあたりの内分泌疾患はよく出るので
それぞれ区別して覚えておくと良いと思います。





それでは~