【解説】人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 疾患

2月 10, 2019

こんにちは!





ちわもちと申します!





疾患に関する問題です。
早速、問題を解いていきます。





スポンサーリンク







問題


疾患に伴う変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)心停止は、脳死の判定に含まれる
(2)浮腫は、血漿膠質浸透圧が上昇すると生じる
(3)肥大は、組織を構成する細胞の容積が増大する現象である
(4)肉芽組織は、炎症の急性期に形成される
(5)肉腫は、上皮性の悪性腫瘍である





疾患と、その疾患による身体の変化に関する問題ですね。
この問題にある疾患は、どれも頻出なものばかりなので
サッと解けるようになると良いと思います。





解答

(1)・・・×
(2)・・・×
(3)・・・
(4)・・・×
(5)・・・×





スポンサーリンク






解説


(1)心停止は、脳死の判定に含まれる





脳死の判定

  • 深昏睡
  • 呼吸停止
  • 瞳孔散大
  • 脳幹反射の消失
  • 平坦脳波

の5項目で判定されます。





心臓死の判定は

  • 心停止
  • 呼吸停止
  • 瞳孔散大
  • 脳幹反射の消失

の4項目での判定です。





脳死の判定に、心停止は含まれていないため
脳死と判定されたとしても
心臓は、数日動き続けます。





ということで(1)は間違い。






(2)浮腫は、血漿膠質浸透圧が上昇すると生じる





浮腫は、血漿浸透圧の変化によって
血管内の水分が、血管外の組織にしみ出して
血管外の水分が多くなり
外見がむくんできます。





なので、水分の動きは

血管内 → 血管外

となります。





水は濃い方へ動くので
血管内の浸透圧より、血管外の浸透圧の方が濃くなると
浮腫が起こります。





つまり、浮腫は血漿膠質浸透圧が低下すると生じます。





ということで(2)は間違い。






(3)肥大は、組織を構成する細胞の容積が増大する現象である





↓こちらの記事でも書きました。





組織を構成する細胞の容積が増大することを、肥大
組織を構成する細胞のが多くなることを過形成と言います。





ということで(3)は正しい。






(4)肉芽組織は、炎症の急性期に形成される





肉芽組織は、組織の欠損を埋め、上皮や表皮が再生する土台を作ります。
その肉芽組織は、炎症の急性期後の増殖基という時期に形成されます。





ということで(4)は間違い。






(5)肉腫は、上皮性の悪性腫瘍である





肉腫は、非上皮性の悪性腫瘍
がん種は、上皮性の悪性腫瘍





これはよく出るので
しっかり把握しておくと良いと思います。





ということで(5)は間違い。





スポンサーリンク



おわりに


脳死判定と、心臓死判定は間違いやすいので
しっかり区別しておくと良いです。





脳死でも心臓は動いています。





浮腫や肥大に関しても色々な形で問われるので
メカニズムを覚えておくと良いと思います。





それでは~