【解説】人体の構造と機能及び疾病の成り立ち がん

2月 10, 2019

こんにちは!





ちわもちと申します!

がんに関する問題です。
早速、問題を解いていきます。





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問題


がんに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)p53は、がん遺伝子の一つである
(2)がん細胞が腹膜にばらまかれる進展様式を播種という
(3)A型肝炎ウイルスは、肝細胞がん発症と密接な関係がある
(4)原発性肺がんの大部分は、移行上皮がんである
(5)腸上皮化生は、直腸がんの前がん状態である





がんの問題は難しいものが多いです。
特にこの問題は難し目かなと思います。





解答

(1)・・・×
(2)・・・○
(3)・・・×
(4)・・・×
(5)・・・×





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解説


(1)p53は、抑制遺伝子の一つである





p53なんて、なんこっちゃって感じですね。





結論を言うと、p53は、がん抑制遺伝子です。





細胞の遺伝子が障害を受けた際
p53などのがん抑制遺伝子によって、細胞はがん化しなくなります。
がん抑制遺伝子に異常が起きたり、がん遺伝子が活性化すると
細胞が、がん化してしまうようです。





ということで(1)は間違い。





ちなみに、この(1)は
内容が細かすぎるので、なんとなく頭に入れておく程度でいいと思います。






(2)がん細胞が腹膜にばらまかれる進展様式を播種という





がんの問題では、播種(はしゅ)は問われやすいので
必ず覚えておいた方が良いと思います。





播種の意味はこちら。





播種とは、腫瘍が臓器の漿膜を破るまで進行し
腹膜などの消化管などにばらまかれる状態をいいます。





これは(2)の文章通りですね。





ということで(2)は正しい。






(3)A型肝炎ウイルスは、肝細胞がん発症と密接な関係がある





肝炎ウイルスには

  • A型肝炎ウイルス
  • B型肝炎ウイルス
  • C型肝炎ウイルス
  • D型肝炎ウイルス
  • E型肝炎ウイルス

の5種類があります。





アルファベットのA~Eですね。





この中で、肝細胞がんと密接な関係があるのは
B型肝炎ウイルスC型肝炎ウイルスです。





これはよく問題になるので、覚えておくと良いです。

BとC。





ということで(3)は間違い。





ちなみに、他の分野でも書きますが
AE経口感染
B,C,D血液感染によって感染します。
頻出なので、覚えておいて損はないかと。






(4)原発性肺がんの大部分は、移行上皮がんである





これも難しいですね。





結論から言うと
原発性肺がんは、腺がん扁平上皮がんが多いそうです。





移行上皮がんの代表的なものに
上部尿路がんがありますが、こんなの覚えなくて大丈夫です。





僕の勝手なイメージですが
肺がんは、線がんが多いようなイメージなので
(肺と腺の漢字が似てるからかな)
迷ったときは、「肺がんといえば腺がん
と覚えていても良いかもです。

僕はそれで合格できたので。





ということで(4)は間違い。






(5)腸上皮化生は、直腸がんの前がん状態である





○○化生というのは
めちゃ簡単に言うと、本来の形態から
なにか別の形態に変化してしまうことを言います。





いくつか種類がありますが、よく出るものとしては

  • 腸上皮化生
  • 円柱上皮化生

が挙げられます。





腸上皮化生では、胃の上皮腸の上皮に変化してしまうことを言います。
胃での異常なので、胃がんの前がん状態です。





円柱上皮化生では、食道の上皮が、円柱上皮に変化してしまいます。
食道に毛が生えてくるイメージかな。





ということで(5)は間違い。





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おわりに


この問題は難しかったと思いますが
最低限(2)、(3)は知っておくようにすると良いと思います。
残りが分からなくとも、今回のように消去法で解ける可能性もあるので。





それでは~