【解説】人体の構造と機能および疾病の成り立ち 生体膜

2月 11, 2019

こんにちは!





ちわもちと申します!





生態膜に関する問題です。
早速、問題を解いていきます✨




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問題


生体膜の構造や機能に関する記述である。正しいのはどれか。

(1)水溶性の情報伝達物質的は、細胞膜に存在する受容体には結合しない
(2)細胞膜には、Na+イオンを細胞外に能動輸送する酵素が存在する
(3)分泌タンパク質はエンドサイトーシスによって細胞外に放出される
(4)生体膜を構成する脂質には、不飽和脂肪酸は含まれない
(5)生体膜の基本構造は、トリアシルグリセロールの二重層である





これは生体膜に関する問題ですね。
僕が思う、生体膜のポイントは
脂質二重層
チャネルの存在
主にこの2点かなと思います✨





まず、生体膜が主にリン脂質からなる二重層だということは
言葉だけでも頭に入れておきましょう☺️
そして、その二重層の膜には
水溶性の物質の透過を阻害し、脂溶性の物質を透過させる
という性質があります。
さらに、生体膜は水溶性物質が膜内に入ろうと外から来た時
膜内に入れてもいいものかどうかを判別する役割も持っています✨
これが、「チャネル」の役割なのです✨


チャネルは、簡単に言うと物質の通り道ですね。
通してもオッケーなら開き、ダメな異物なら開かない
こうして細胞を守っているのです。





これを踏まえて解答、解説していきます✨
この問題では、(2)(3)(5)は
確実に分かるようになると良いと思います☺️





解答

(1)・・・×
(2)・・・○
(3)・・・×
(4)・・・×
(5)・・・×





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解説


(1)水溶性の情報伝達物質的は、細胞膜に存在する受容体には結合しない





水溶性やら、情報伝達物質やら、受容体やら難しい言葉が並んでますね😅
最初の選択肢からこちらを焦らせて来ます💦





大丈夫、落ち着いて、さっきの話を思い出しましょう😌
生体膜は、水溶性の物質は透過させません
それを通すかどうか判断するのですが。





判断材料として
水溶性物質が、膜にある受容体に結合して
水溶性物質の情報を細胞内に伝えるというシステムがあるのです✨





脂溶性物質は透過できるのでわざわざそんな回りくどいやり方はしません。





この方法で、受容体から伝えられた情報をもとに
水溶性物質が通して良いものか判断し、オッケーならチャネルが開きます✨





つまり(1)の文章である
水溶性の情報伝達物質は、細胞膜に存在する受容体には結合しない
は、不正解で、正しくは、受容体に結合します





ということで(1)は間違い。






(2)細胞膜には、Na+イオンを細胞外に能動輸送する酵素が存在する





これまたNa+イオンとか能動輸送とか難しそうですね~☹️
でもこれは意外と簡単です✨





まず、細胞内細胞外ナトリウムカリウムの割合についてです。





通常
細胞内にはカリウムの割合が多く
細胞外にはナトリウムの割合が多いです。





浸透圧の話になるのですが
ナトリウムやカリウムは濃い方から薄い方へ流れていきます。





この動きは自然な動きなので、エネルギーを必要としません✨
これがいわゆる受動輸送というやつです。





つまり
ナトリウムは細胞外に多いため
細胞内の方へ自動的に流れていきます。
(受動輸送)





体は常に細胞内外の体液の割合を、一定に保とうとする(恒常性)ので
細胞内に流れてきたナトリウムを、細胞外に戻そうとします。
これは自然の流れに逆らうのでエネルギーを使います
これが能動輸送と呼ばれるものです✨





問題文を見てみると、細胞外に能動輸送する酵素が存在するとあります。





細胞外に能動輸送するというワードは正しく
酵素も存在するので(2)が正解となります。





ということで(2)は正しい。






(3)分泌タンパク質はエンドサイトーシスによって細胞外に放出される





この問題は基本中の基本です。





エンドサイトーシスエキソサイトーシス。
取り込むか、出すかです。





エンドサイトーシス取り込む
エキソサイトーシス出す


ということで(3)は間違い。






(4)生体膜を構成する脂質には、不飽和脂肪酸は含まれない





これは少し細かな問題なので難し目ですね😞
生体膜を構成する脂質は、主にリン脂質と言いました。
そこに不飽和脂肪酸が含まれているかどうかですが。





結論からいうと
不飽和脂肪酸である、オレイン酸が含まれています。





ということで(4)は間違い。





飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸については
一通り覚えた方がいいのですが
今は分野が違うこともあるので深くは追求しませんm(_ _)m





そしてこの問題は難しいので覚えきれなくてもいいと思います。






(5)生体膜の基本構造は、トリアシルグリセロールの二重層である





これは生体膜のポイントにもあった脂質二重層の話ですが。





トリアシルグリセロールではなく、リン脂質でしたね✨





ということで(5)は間違い。





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おわりに


この問題は(4)が難しいのと
(2)(3)(5)は簡単なので
そこから正解にたどり着けるといいと思います。





生体膜に関してはこんな感じの問題しかないので
慣れてしまえばどうってことないです✨





それでは~