【解説】基礎栄養学 炭水化物の栄養

こんにちは!
ちわもちと申します!





炭水化物の栄養に関する問題です。
早速、問題を解いていきます。





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問題

炭水化物の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1)筋肉のグリコーゲンは、血糖値の維持に利用される
(2)赤血球は、エネルギー源として乳酸を利用している
(3)肝臓は、脂肪酸からグルコースを産生している
(4)脳は、エネルギー源としてリボースを利用している
(5)脂肪細胞は、グルコースをトリアシルグリセロールに変換して貯蔵する





解答

(1)・・・×
(2)・・・×
(3)・・・×
(4)・・・×
(5)・・・





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解説

(1)筋肉のグリコーゲンは、血糖値の維持に利用される





筋肉のグリコーゲンは、筋肉のエネルギーとして使用されるため、血糖値の維持に利用されることはないです。肝臓のグリコーゲンは、血糖値の維持に利用されます。





というこで(1)は間違い。






(2)赤血球は、エネルギー源として乳酸を利用している





赤血球は、エネルギー源としてグルコースを利用します。赤血球は、ミトコンドリアを持たないため、TCA回路を利用することができません。なので、嫌気的解糖によって乳酸を産生します。しかし、赤血球が乳酸をエネルギー源として利用することはないんです。





というこで(2)は間違い。






(3)肝臓は、脂肪酸からグルコースを産生している





肝臓に限らず、ヒトは脂肪酸からグルコースを産生することは出来ません。脂肪酸は、β酸化によってアセチルCoAになり、TCA回路でエネルギーとなります。
脂質の代謝に関する問題はこちら





糖新生によるグルコースの材料となるのは、グリセロール骨格(トリアシルグリセロールの、3つの脂肪酸をつないでいる部分のこと)、乳酸(コリ回路)、アミノ酸(糖原性アミノ酸:例グルコース・アラニン回路のアラニン)です。





というこで(3)は間違い。






(4)脳は、エネルギー源としてリボースを利用している





脳のエネルギー源は、グルコースです(グルコースが不足するとケトン体を利用する)。リボースは、核酸の構成要素です。
核酸に関する問題はこちら





というこで(4)は間違い。






(5)脂肪細胞は、グルコースをトリアシルグリセロールに変換して貯蔵する





グルコースを摂取しすぎると、余ったグルコースをトリアシルグリセロール(体脂肪)に変換して貯蔵します。糖質でも食べすぎると太るのはトリアシルグリセロールに変換されているからなんですね。





というこで(5)は正しい。





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おわりに

炭水化物(グルコース)がどのように体内で使われているのか。筋肉や肝臓の違いは何なのか。解糖系や糖新生。好気的や嫌気的についてなど、満遍なく勉強すると良いです。





最低限、(2)以外の内容は必ず理解しましょう。





それでは~